皆さんは長生き世界一の国はどこなのかご存知でしょうか?
実は日本ではなく、香港なのです。その長寿の秘密は一体どこにあるのか?
今回は「たけしの家庭の医学」で放送された、どうして香港の方達が長寿に生きられるのかを紹介して行きたいと思います。
朝から太極拳で筋力アップ!!
太極拳と聞くと中国の人たちが朝から集まって日本でいうラジオ体操のようにみんながやっているイメージがありますね。
もちろん香港でも朝から皆さんこの太極拳に取り組んでいるのですが、実はこの太極拳が長寿の秘訣のポイントなんだそうです。
太極拳はとてもゆっくりとした動きで行うものなのですが、このゆっくり行う運動というのが足腰の筋肉をつけるのにとても効果的で、血管年齢が若くなる要因の一つなのだそうです。
またこの太極拳を食後に行うことで食後に筋肉が糖を吸収してくれるために食後に血糖値を抑える効果が期待できます。
血管年齢との関係は?
ちなみにこの太極拳を初心者の人が行ってみるとめちゃくちゃきついらしく、なかなかとっつきにくいものなので、日本人の方が食後にすべき運動は、階段の上り下りや早歩き、坂道を歩くことで同等の効果が得られるのだそうです。
血糖値を下げるだけでなく、動脈硬化を予防してくれる働きも期待できるそうなので、本当にいいことづくしで素晴らしいですね!
いつも〇〇を取ること!?
香港の方達は朝から飲茶を食べ、そのお供に温かいプーアール茶を飲むことが習慣となっています。
この温かいプーアール茶を飲むことがポイントとなっており、温かいものを取ることで血圧を下げる効果が期待できるのだそうです。
夏だからと行って冷たい飲み物ばかりを飲むと血圧が上がってしまう傾向にあるので、冷たいものはなるべく避け、常温以上の飲み物を飲むように心がけましょう。
運動した後はしっかりタンパク質をとる
香港の方々は食事をしっかりと取る傾向があります、特にタンパク質をたくさん摂取することで効率よく筋肉を作ることが可能になります。
運動後にプロテインを摂取するのと同じ感覚ですね。
特に筋肉が衰えがちな高齢者には真似してほしいので、ぜひ運動後にはタンパク質を積極的に取るようにしましょう。
ナッツ類をよく食べる
香港の料理ではカシューナッツやクルミなどのナッツ類が料理にも使われるのですが、おやつとしても大人気です。
ナッツ類には血圧を下げる効果が期待でき、不飽和脂肪酸によって心血管疾患のリスクを下げることにも期待ができます。
ナッツ類の中でも特にマカダミアナッツやクルミ、ヘーゼルナッツなどがオススメだそうです。
漢方食材たっぷりの食事で減塩
高血圧予防の推奨塩分摂取量は6gなのですが日本人の平均摂取量は10gと推奨塩分摂取量よりも多い傾向があります。
しかし香港もまた同程度の水準の塩分摂取量なのです。
それではなぜ香港の方が長寿なのか、実は彼らが普段食べている漢方に秘密があったのです。
香港の料理には生姜や陳皮と呼ばれる柑橘類を干した食材が多く使われ、これが香港スープの命となっています。
これらの食材にはカルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラルが多く含まれ、このミネラルの中でも特にカリウムが塩分塩分を尿で排出するのを促す効果があり、体内の塩分濃度を下げる効果が期待できるのです。
ただ、日本でこれらの漢方食材を利用するのはなかなか難しいと思うので、アボガドや納豆、ほうれん草、アジ、イワシなどのミネラル豊富な食材を摂取することで体内の塩分濃度を下げる効果が期待できます。
最後に
今回はたけしの家庭の医学で紹介された香港の長寿の5つの秘密を紹介させていただきました。
どれもすぐに家庭で実践できるような内容になっているので、是非一度試してみてはいかががでしょうか?